使い道もなく固定資産税を支払い続けている空き家。できることなら買い取ってもらいたいけれど、無料でも良いから引き取ってもらいたい。固定資産税の支払いから逃れたい!とお考えの方も多いですよね。
横浜市の空き家と現状を取り巻く課題という資料によると平成30年度時点で178,300戸もの空き家が存在し横浜市内だけでも多くの方が空き家問題に悩まされています。また空き家は所有者本人だけでなく近隣住民の方へも悪影響を与えてしまうため早急に解決する必要があります。
そこでこの記事では横浜市で空き家問題に悩まされている方へ向けて空き家の買取手続きの流れや処分費用、買取業者が見つからない場合の対象法などを徹底解説していきます。最後までご覧いただき参考にしてください。
横浜市の空き家の現状とは
日本一人口の多い街横浜ですが、その分だけ多くの空き家も存在します。横浜市には住居用の空き家が1,835,800戸ありそのうち178,300戸が空き家です。つまり横浜市にある住宅のうち実に9.71%もの不動産が空き家となってしまっています。
さらに横浜市では少子高齢化の影響によりさらに空き家の数は増えてくることが予想されます。10戸に1戸は空き家という現状から9戸に1戸は空き家というように時間がたつにつれて空き家問題が深刻になってきます。
横浜市の空き家の現状については下記記事でもご紹介。ぜひこちらの記事と併せて参考にしてください。
空き家の放置は厳禁!空き家を放置するリスクとは
資産価値の低い空き家の場合は固定資産税も安くなっていることからそのまま放置したままでも良いのではとお考えの方もいらっしゃいますよね。しかし空き家の放置はとてもリスクが高く、たとえ固定資産税の支払いが負担になっていなかったとしてもおすすめしません。
損害賠償リスク
経年劣化や地震や台風などの自然災害で空き家が破損し、屋根がはがれ落ちたりブロック塀が崩れ落ちたりして他人が怪我をしたり周囲のものを壊してしまったりした場合は損害賠償が発生する可能性があります。
空き家対策特別措置法などによる法的リスク
2023年6月14日に「空き家対策特別措置法」が改正され空き家対策が強化されました。空き家をずっと放置していると固定資産税が6倍になってしまう可能性があります。
しかし建物が建っている土地は「固定資産税等の住宅用地特例」を使うことができ、本来支払うべき固定資産税が6分の1に軽減されます。これは空き家に関しても例外ではありません。
しかし行政からの指導に従わずに空き家の管理不足が改善しない場合は特定空き家に指定され、住宅用地特例を利用できなくなる可能性があります。すると6分の1の軽減がなくなり、結果として固定資産税が6倍になってしまうのです。
横浜市で空き家を売却・処分する方法2選
では横浜市でお持ちの空き家を処分するためにはどのようにすれば良いのでしょうか。ここでは横浜市で空き家をお持ちの方へ向けて売却・処分する方法を詳しくお伝えします。ぜひ最後までご覧いただき参考にしてください。
<一押し>空き家買取の専門業者へ売却する
横浜市でお持ちの空き家を処分する方法として一番簡単かつおすすめの方法が空き家買取の専門業者へ売却することです。空き家買取の専門業者へ依頼することで下記のようなメリットを受けられます。
- 仲介手数料無料で売却できる
- 契約不適合責任を問われない
- 現状のまま売却可能で手間いらず
それぞれ詳しく解説させていただきます。ぜひ参考にしてください。
仲介手数料無料で売却できる
一般的に不動産を売却する場合は仲介手数料が必要です。しかもその金額はかなり大きく、売却金額3%に加えて6万円の仲介手数料が発生します。
しかし空き家買取専門業者であれば仲介ではなく直接自社買い取りしていることが多く、多くの場合は仲介手数料無料で売却することが可能です仲介手数料が発生しない分だけ手元に多くの金額を残しておくことができます。
契約不適合責任を問われない
通常の不動産売買において売主は契約不適合責任を負う必要があります。契約不適合責任とは契約内容と実際の不動産の状態が異なる場合に売主が買主に対して負う責任のことを言います。最悪の場合は損害賠償責任にまで発展してしまうことも。
しかし空き家専門の買取業者であれば事前の査定時に物件の状態を直接確認しており、さらにホームページ上においても契約不適合責任不要と明記していることが多いです。そのため一般的な不動産買取業者へ売却するよりも安心して売却できます。
現状のまま売却できる
一般的な不動産買取業者へ依頼する場合は売却前に部屋をきれいにする必要があります。しかし空き家専門の買取業者であれば現状のまま売却することができるので手間なく空き家を処分することが可能。余分な費用をかけることなく空き家を処分できるのが魅力です。
自治体運営で安心!無料で使える「空き家バンク」の活用
空き家バンクは自治体が運営するサービスで空き家を貸したい人・売りたい人・買いたい人をマッチングするサービスです。自治体が運営しているサービスのため購入者は補助金を利用して補修・修繕できる可能性もあり、空き家専門の買取業者に断られてしまった物件でも空き家バンクなら引き取ってもらえる可能性があります。空き家バンクを利用するメリットは下記の通りです。
- 仲介手数料無料で売却できる
- 資産価値が低い空き家も売却できる
- 自治体が運営しているから安心して利用できる
仲介手数料無料で売却できる
空き家バンクは自治体が運営している非営利のサービスです。営利目的ではないため仲介手数料などは発生しません。登記など通常発生する不動産取引に関する費用は発生しますが、空き家バンク利用に関する費用は一切発生しないのがメリットです。
資産価値が低い空き家も売却できる
空き家バンクは非営利で運営しているサービスです。営利目的で運営している民間サービスの場合、あまりに資産価値が低い物件はそもそも仲介すらしてもらうことができません。しかし非営利目的で運営する空き家バンクであれば資産価値は考慮せず、自治体が定める基準さえクリアしていれば掲載してもらうことができます。
自治体が運営しているから安心して利用でき助成金も活用できる
空き家バンクは自治体が主体となって運営しているサービスです。そのため安心して利用することができます。
また空き家バンクを利用した方へ向けた助成金を用意している自治体もあります。多くの場合は購入者へ向けた助成金ですが、購入者にメリットがある空き家バンクであれば買取業者が断るような物件も引き取ってもらえる可能性が高くなります。
空き家バンクは買取業者が断ってしまうような空き家も処分できる可能性が高いのがメリットです。
横浜市で空き家を売却する手続きの流れとは
横浜市で空き家を処分するにはどのようにすれば良いのでしょうか。ここでは横浜市で空き家を売却する手続きの流れをご紹介。ぜひ参考にしてください。
横浜市で空き家を売却する手続きの流れはこんな感じ!
まずは空き家買取の専門業者へ買取を依頼しましょう。この際のポイントは空き家買取の専門業者ということです。空き家は一般的な不動産と異なり訳あり不動産に分類されるため通常の不動産買取業者では査定金額が低くなってしまいます。そのため必ず空き家などの訳あり不動産に精通した業者へ依頼するのがおすすめ。そこで買取を断られてしまった場合に空き家バンクなどを活用するのがおすすめです。
買取業者へ査定依頼を行うと査定結果が提示されます。査定金額を確認し買取金額に納得できたら契約締結鉄続きへ進みましょう。またただ単に買取金額だけで決めるのではなく、担当者の対応や買取条件なども確認することが大切。買取金額から差し引かれるものはないかなど詳細を細かくチェックしましょう。
最後に合意した契約に基づき物件の引き渡し及び買取金額の決済を行います。この際に司法書士立ち会いのもとで必要書類の受け渡しやサイン・押印、鍵の受け渡しなどの必要な手続きが行われます。この際、多くの場合は平日になることが多いため土日祝日休みの方は注意してください。
横浜市でおすすめ!空き家買取業者3選
では実際に横浜市で空き家を売却するにはどこの業者へ依頼するのがベストなのでしょうか。ここでは横浜市でおすすめの空き家買取業者を厳選して3選お伝えします。ぜひ参考にしてください!
空き家買取ならWISHがおすすめ
WISHは空き家買取に必要なサービスをすべて兼ねそろえたオールインワンの空き家買取サービスです。日本全国無料で査定を行っており、荷物の撤去不要で現状のまま空き家を売却することが可能。さらに契約不適合責任も負う必要がないため安心して売却することができます。
また近隣住民の方へ空き家の売却を知られたくない方でもWISHであれば安心して売却できます。WISHは仲介ではなく直接買取のためお手持ちの空き家が売り出されている事実を近隣住民の方へ知られる心配がありません。また仲介手数料も発生しません。
そのため横浜市で空き家をお持ちの方は一度WISHへ相談することをおすすめします。WISHへの相談は完全無料でいつでも下記公式サイトより受け付けています。
→株式会社ネクサスプロパティマネジメント ラクウル
株式会社ネクサスプロパティマネジメントの提供するラクウル。公式サイトには「全国の訳アリ不動産 どこよりも高く買います」と買取金額への自信が感じられる力強いメッセージを掲げています。
ラクウルの強みは10万人を超えるさまざまな属性の投資家会員。会社経営者の方や士業の方などさまざまな属性の方が会員登録しており多くのニーズを抱えているため一般的な不動産買取業者にはない需要を見つけ出し、空き家の価値を高めることができます。そのためどこよりも高く買いますと高々と宣言できるのです。
ラクウルは日本全国出張料無料で査定を行っており横浜市も例外ではありません。また直接取引のため仲介手数料も発生せずその分だけ手残り資金を多くすることができます。
株式会社AlbaLink(アルバリンク) 訳あり物件買取プロ
当サイトのみならず多くのサイトで訳あり物件買取業者のおすすめとして紹介されている株式会社アルバリンク。東京プロマーケットに上場している企業で「訳あり物件買取プロ」というサービスを提供しています。
仲介手数料無料・契約不適合責任免責・日本全国無料査定の3点そろった使いやすいサービスで年間相談実績は3,000件超え。さらにお客様満足度は97.2%と非常に高く空き家にありがちなゴミなどの残留物もそのままで売却可能。査定後にキャンセルする場合においても費用が発生することはありません。
さらに訳あり物件買取プロはそのような優れた事業内容が評価され千葉テレビのホリプレゼンツ求人任三郎がいく!などのメディアでも紹介されています。相談・査定など無料で行うことができるためぜひこの機会にアルバリンクへ相談してみてください。
火災保険を活用して空き家の価値を高められるかも!?
決して安くはない金額を支払い加入した火災保険。ですが、なかなか活用する機会がなかったという方もいらっしゃいますよね。実は火災保険は火災だけでなく地震・風災・雪災・雹災・落雷など幅広い災害や破損に対応しており過去3年に遡って保険金を請求することができます。
災害大国ニッポン。残念なことではありますが、小さな地震は年中発生しており台風も毎年被害を与えています。あなた自身は気がついていなくても実はそのような災害被害で火災保険が降りるのにもかかわらず申請していなかったということも。
火災保険申請事務局では調査料無料の成功報酬型で火災保険を申請することができるのか調査しています。さらに今なら1万円分のAmazonギフト券がもらえるチャンス!ぜひこの機会に火災保険を活用して修繕を行ってから査定を申し込んでみましょう。
→空き家買取金額を元手にウェルスルームで不動産投資!
空き家を売却するとまとまった金額が入ってきますよね。その空き家売却金額を元手にウェルスルームで不動産投資するのがおすすめです。
ウェルスルームであれば手元資金10万円から都内かつ駅近の築年数10年程度の優良物件へ不動産投資することが可能。空き家の売却資金を銀行預金に入れておいても増えることはありませんが、ウェルスルームで運用することで売却資金を効率よく運用することができます。
またもし万が一の時に備えた設備保証プランや空室リスクに備える家賃保証プランなど不動産投資初心者を応援するプランが豊富に用意されています。ウェルスルームへの相談は無料のためこの機会にぜひ不動産投資について相談されてみるのはいかがでしょうか。
横浜市で不要な物件は専門業者へ売却しよう
いかがでしたでしょうか。この記事では横浜市でおすすめの空き家買取業者を厳選して3社ご紹介させていただきました。横浜市で空き家にお悩みなのであれば空き家買取のノウハウを持った専門業者へ査定依頼するのがおすすめです。
また空き家専門の買取業者でも買い取りできない場合は自治体の運営する空き家バンクを活用しましょう。空き家バンクは自治体が運営する非営利サービスで売却金額は低くなってしまいがちですが購入者が助成金を利用できるなどの恩恵を受けることができるため買取業者に断られてしまった空き家でも買い取ってもらえる可能性があります。
ぜひこの記事を参考にしていただき横浜市での空き家問題を解決していただければ嬉しく思います。最後までご覧いただきありがとうございました。今後とも訳あり不動産市場をよろしくお願いいたします。